「書くことの目的はまず第一に、愚かな自分自身の救済だ」 ――C.ブコウスキー
大学の先輩であるTAMIFULLに誘われ、PUNCH DRUNK LOVEというバンドに加入した。俺は楽器を弾けるわけでもなく、別に歌がうまいわけでもない。学生時代は、軽音サークルの見学に行って、楽器が弾けないという理由で入部拒否された男だ。もちろん、ダンスなどパフォーマンスに長けているわけでもない。元劇団員なので多少の演劇経験はあるが、これも音楽主体のバンドで活かせるようなものではないだろう。つまり素人である。
素人を加入させたTAMIFULLの意図はよくわからないが、目的だけは明白であった。今を楽しむこと――それだけだ。PUNCH DRUNK LOVEには自由がある。何をやってもいい。例えば、俺はHP作成を一任されて以来、バンドロゴを無許可で制作し独断でファンクラブを設立した。さらに、自分とTAMIFULLの写真を勝手に加工して、公式グッズとして売り出したのである。それでも、PUNCH DRUNK LOVEでは許されてしまう。他のバンドなら即追放だろうが、そんなことは関係なかった。俺が加入した一番の理由は、まさにその点だ。
無論、法律は守らなければならない。いくら破天荒なロックバンドとはいえ、順法意識の高さだけは維持していくつもりだ。例えば、未成年者の喫煙。これはいけない。未成年者の喫煙は、健康に対する悪影響やたばこへの依存をより高めてしまう。周りの人から勧められても決して吸ってはいけない。人により程度は異なるが、ニコチンにより喫煙への依存が生じるのである……最悪だ。もし俺たちのファンの中に、友人や知人から喫煙を勧められて悩んでいる女子がいたら、勇気を出して断ってほしい。男は自己責任だ。

話がそれた。PDLの話に戻ろう。
俺はこのバンドでTAMIFULLとボーカルを担当している。楽器が弾けないのだから当然だろう。歌うのに疲れたら、ステージ上で飯を食うときもある。どこで食べようと俺の勝手だし、文句を言われる筋合いはない。まともなライブが見たければ、B'zのコンサートへ行ってくれ。B'zはいい。俺は稲葉さんのハスキーかつキレのある歌唱力に憧れている。あと、尾崎豊も好きだ。
PDLでは他に、HPの制作も務めている。そう、お前たちが見ているこれだ。HP上の文章やイラストは基本的にすべて俺が一人で作成している。著作権は放棄していないので、他サイトへの転載はやめてほしい。
よろしく頼むよ、DRUNKERS。
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